日時 | 2006年4月23日 |
---|---|
場所 | ハーモニーホール座間 |
演奏 | ざま弦楽アンサンブル |
演奏曲 |
|
ついに「第10回」という節目を迎えたざま弦楽アンサンブル。私が「卒論が終わらない~!」とか「車の免許取得って難しいんですね...」とこぼしていたよ うな時期から足掛け8年という長い年月お付き合いをさせていただき、積み上げてきた10回のコンサート。最も長いお付き合いをさせていただき、「あうん」 の呼吸が、私たちの中にあるように思います。
今回は、私の好きなモーツァルトとバッハのシャコンヌ。シャコンヌ(クラウディオ・アバドの 父、ロベルト・アバド編曲)は練習を重ねるたびに、音楽の奥の深さを思い知らされるようでした。「音楽の冗談」は初めて管楽器のエキストラを迎えて、管弦 楽の音楽に挑戦しました。アイネクライネと合わせて、どちらも、モーツァルトが父を亡くした直後の同時期の作品。聞き比べも大変面白かったと思います。安 定感のある良い演奏になっていると思います。楽しく音楽を作るこの団体の雰囲気が良く出ていたのではないでしょうか。私を育ててくださった「ざま弦」に感 謝し、少しでもご恩返しできるように頑張りたいと思います。