2019年1月のご挨拶

明けましておめでとうございます。

皆様には、健やかに新春を迎えられたことと、お慶び申し上げます。
お蔭様で関西で迎える新年も6回目になりました。
昨年中も日頃から温かく支えて下さり、機会を頂いた公演を全て無事に終えることができました。あらためて心よりお礼申し上げます。
本年も、作曲家の皆さんがエネルギーを削って楽譜を残してくれたことに感謝を忘れず、1回1回のリハーサルにおいて、オーケストラの皆さんとより深い共感、達成感持つことが出来るように、「心・技・体」の全ての面での向上に尽力して参ります。中でも全ての基本になる「体力」をつけていかなければと思っております。

先月も機会をいただきましたが、小中学校での車椅子体験授業での講演活動も更に進めてまいりたいと思います。次世代の若い人たちに、相手の目線に立とうとする努力の尊さと難しさを伝えていきたいと思っています。

それは音楽でも同じ事で、楽譜の解釈や、演奏でアンサンブルで互いの息を合わせること、そして演奏会においてお客さんと演奏者が音楽を通じて一体感を持つ幸福な時間にも通じると思います。

2019年も宜しくお願い申し上げます。