ざま弦楽アンサンブル 第7回ふれあいコンサート

日時2003年10月5日(日)
場所座間市北地区文化センター 大ホール(神奈川県座間市)
演奏曲ファランドール(ビゼー)
スラブ舞曲第10番の2(ドヴォルザーク)
ジェラシー
真珠採りのタンゴ
ワルツィング・キャット(アンダーソン)
皇帝円舞曲(J.シュトラウス)
二つの悲しき旋律(グリーグ)
ペールギュントより抜粋(グリーグ)

コンサート当日は気持ちのよい秋晴れに恵まれました。ホールといっても音響設備のない会場ではありましたが、お客さんと演奏者の方が近く、アットホームで音 楽を楽しんでいただける空間になったと思います。今回は事情により、数名の方がコンサートに参加できないことになりましたが、その方々の分、皆さんでフォ ローしようという意識があったように思います。当日の白眉は司会のTさんでした。メモも見ずにペールギュントのお話を感情豊かにお話になったところは圧巻 でした。その雰囲気にお客さんだけでなく、演奏者の方も飲まれて、とても充実した音楽が出来たように思います。これからは細かいところを詰めていかないと いけませんね。

2003年10月のご挨拶

早いもので、今年もあと3ヶ月を切りました。風もだんだん冷たさを増してきて冬が近くなってきているのを感じる今日この頃です。更新が遅くなってごめんなさい。ちゃんと元気にしております。

今月は、今年の中で最もコンサートが多い月になりそうです。5日にはざま弦楽アンサンブルのふれあいコンサートがありました。18日には午前・午後ダブルヘッダーでコンサートがあります。

素 晴らしい音響設備があるコンサートホールでの演奏は勿論魅力的ですが、私にとって、野外コンサートやファミリーコンサートは、自分の音楽への思いを身近に 感じていただける場、そして聴いて下さっている皆さんの反応を肌で感じることができる場として自分にとって、とても大切な場です。指揮者はコンサート本番 の場では、練習のときに積み重ねてきた音楽メッセージを集大成として演奏者の方々に伝えています。演奏者の方々は、そのメッセージを受け取ってくださって 精一杯表現してくださっています。その熱意を聴いてくださる方にも肌で感じていただければと思っています。もちろん、いい演奏であればコンサートホールで も伝わりますが、演奏者とお客さんの距離が近いふれあいコンサートの方が、かしこまらず自然に聴いていただくことで、より伝わるのではないかなと思いま す。

一回一回、自分が作曲家の方が残したメッセージを自分の感覚で表現できる機会があることに感謝して、取り組んでまいりたいと思います。