モーツァルト・モデルン演奏会

日時2004年12月25(土)~26日(日)
場所第一生命ホール
指揮宮野谷 義傑
朗読中山 忍(女優)
演奏曲
  1. チャイコフスキー 弦楽セレナード
  2. モーツァルト ディベルティメント第2番、第3番
  3. アダージョとフーガ
  4. アヴェ・ベルム・コルプス(アンコール)
  5. ウェーベルン 弦楽四重奏のための5つの楽章 Op.5 他

前回の藤岡弘、さんに続く朗読と音楽のコラボレーションの試み。中山忍さんの誠実な朗読と、繊細で機微に富んだモーツァルトの音楽、そして、モーツァルトの貧困と病気に喘いだ苦しい生涯のエピソード。絶妙のコラボレーションだったと思います。

今回、演奏の中心になってくださったエラン弦楽四重奏の皆さんの音楽に対する真摯な姿勢は特筆すべきものでした。二日連続という体力的にも厳しいコンサート でしたが(本当は更に一日二回公演だった!?)、チャイコフスキーの弦楽セレナードやモーツァルトなど、心がこもった隙のない音楽を作れたと思っておりま す。改めてメンバーお一人お一人に御礼申し上げます。

ライブレコーディングのCDが発売されていますので、ご興味のある方は是非ご購入ください。

立川管弦楽団 第48回定期演奏会

日時2004年12月12日(日) 14:00開演
会場立川市市民会館(アミューたちかわ) 大ホール
演奏立川管弦楽団
指揮古谷 誠一
演奏曲目
  1. メンデルスゾーン/交響曲第3番「スコットランド」
  2. デュカス/「魔法使いの弟子」
  3. ショーソン/交響曲変ロ長調
チケット1,000円(全席自由)

クラリネットで参加。

私は今回、デュカスとメンデルスゾーンの2ndを演奏しました。デュカスは私が今までクラリネットで吹いた曲の中で最も難易度の高いもので、相当に苦労しま した。自分のクラリネットの腕の拙さを痛感しました。そして、あれだけの音を使いながら、ひとつも効果的でないところはないデュカスのオーケストレーショ ンの素晴らしさを改めて感じました。メンデルスゾーンは私が最も愛している作曲家の一人です。特に2楽章の旋律が好きです。ですが、聞くのと演奏するのは 大違い。本当に神経を使いました。