MFL管弦楽団 2006年サマーコンサート

日時2006年8月5日(土)
場所西国分寺 いずみホール
演奏MFL管弦楽団
独奏魚住 歩(クラリネット)MFL管弦楽団団員
池本 登(ホルン) MFL管弦楽団団員
指揮宮野谷 義傑
演奏曲
  1. ホルン協奏曲第1番 ニ長調 K.412+514
  2. クラリネット協奏曲 イ長調 K.622
  3. 交響曲第40番ト短調 K.550
  4. アヴェ・ベルム・コルプス(管楽器編曲)

1年に2回のコンサートという試みで企画された夏のコンサートですが、練習期間が半年と短い上に、私が留学の準備で忙しく、たくさんの方のご協力を得てコンサートを開催することができました。ありがとうございます。

今回のコンサートでは団員がソリストを務めるという特別なコンサートでした。池本さん、魚住さん、お二人とも楽器に、音楽に並々ならぬ情熱をお持ちの方で、 モーツァルトのコンチェルトという難曲を一生懸命、かつ誠実に演奏していらっしゃったことが、何よりも心に残るコンサートでした。

2006年8月のご挨拶

8月は海外留学、その準備に明け暮れてしまったために、ホームページの更新まで手が回りませんでした。定期的にご覧下さってる皆様、ご心配をおかけして申し訳ありません。(もうたびたびの事で心配なさらなくなってしまったことと思いますが・・)

8 月は、二つの指揮講習会を受講しました。ひとつは、ウィーンへ渡るまさに直前、前日と前々日の二日にわたって福島県いわき市で行われた、小林研一郎先生の 講習会です。ヨーロッパに渡る前に、どうしても10年前、最初に指揮を教えて下さり、大きな勇気を下さったコバケン先生のレッスンを受けたいと考え、無茶 なスケジュールをおして参加することにしました。ウィーンへ行く前に、先生の音楽にかける精神の深さを肌で感じることができて、本当によかったと思いま す。先生が私の「裂帛の気合」を褒めてくださったことは、なによりの勇気と自信につながりました。

そして、翌日から台北、アブダビを経由し て憧れのウィーンに入り、ウィーン国立音大のピロンコフ先生の講習会に参加しました。はるか昔、大学卒業前に友人と初めて来た、ウィーン。その時はただた だ、憧れの地へ来たことが嬉しかった。二度目は家族旅行で来た。その時は、いつかここで勉強してみたいと思った。 3度目のウィーン。ついに音楽を勉強するためにここへ来たことが、感激でした。クラシック音楽が伝統として根付き、空気のように当たり前に存在するこの地 で勉強できるのはこの上もない贅沢だと改めて思います。

講習会の後半はチェコの都市、オロモウツに移動し、実際にオーケストラを前にレッス ンを受けました。オロモウツは温かい人が多く、パンクしてしまった車椅子のタイヤを、自転車で通行していた見ず知らずの人が、路上で1時間くらいかけて親 身に修理してくださいました。一生忘れえぬ思い出になりました。

ヨーロッパのオーケストラを振ることは生まれて初めての体験でしたが、やは り日本のオーケストラとはどこか響き、雰囲気が違うと感じました。ヨーロッパの音の立ち上がりは柔らかい、そしていい意味でも、悪い意味でもある種の「遊 び」といった余裕、アバウトさがあるという風に感じました。大切なのはその遊びの部分を潰すのではなく、一緒に楽しみながらいい方向に持っていくことだと 感じました。チェコ語は「ドブリーデン!(こんにちは)」しか分からない中、不自由な英語と、身振り、そして表情でコミュニケーションをとる楽しさを体感 することができました。本番はJ.シュトラウスの「こうもり」序曲を振ったのですが、心底幸せで、いい経験になりました。先生、楽団のメンバーの方、そし て生徒の皆さんに、大変お世話になりました。もっと、ヨーロッパのオーケストラと演奏を重ねていきたいと強く思うようになりました。ありがとうございまし た。

音楽のパレット1st.コンサート「今年はとことん!モーツァルト」

日時2006年7月15日(土)
場所広島市東区民文化センターホール
ソプラノ独唱塩井 京子
ピアノソロ土居 里江
演奏音楽のパレット アンサンブル
演奏曲
  1. モテト「踊れ、喜べ、汝幸いなる魂よ」K.165
  2. ピアノ協奏曲第12番イ長調 K.414
  3. 交響曲第40番ト短調 K.550
  4. オペラ「魔笛」より「夜の女王のアリア」(アンコール)
  5. モテト「アヴェ・ヴェルム・コルプス」(管楽アンサンブル版)(アンコール)

念願でもあった東京近郊以外での初の本格コンサートです!広島に在住されている鈴光さんが、モーツァルトモデルンのチケットの懸賞に応募され、当選し、広島 から聴きに来て下さったという偶然、まさに「縁」からスタートした今回のコンサートは実現までに紆余曲折。いろいろな人の想いが交錯したり、すれ違った り。広島と東京の距離が時に大きな障害になりましたが、たくさんの方の献身的なサポート、そして演奏者のみなさんの音楽に対する真摯な姿勢のお蔭で、この ハンデを乗り越え大きな成果をもたらすコンサートを実現する結果につなげることができました。

モーツァルトの生涯をたどりながら、10代、 20代、30代の作品を、声楽曲、協奏曲、交響曲と織り交ぜながら聴いていただく今回の企画は、生誕250 年を機に、「人間」モーツァルトをより身近に感じていただく良いきっかけになったのではないかと思います。今後もこの「音楽のパレット」の企画は継続して いきます。広島の地元の方に愛され、地元の方たちと共に作り上げていくコンサートを目指していきたいと思います。

2006たちかわみんなの音楽祭

日時2006年7月2日(日) 14時開演
会場立川市市民会館(アミューたちかわ) 大ホール
演奏立川管弦楽団
独唱
  1. ソプラノ:立野至美
  2. アルト:菅家奈津子
  3. テノール:村上俊昭
  4. バス:豊島雄一
合唱たちかわみんなの音楽祭合唱団
指揮古谷 誠一
演奏曲目
  1. ヴェルディ 序曲「シチリア島の夕べの祈り」
  2. ヴェルディ レクイエム

古谷先生がイタリア留学から帰ってこられて初めての定期演奏会。そして私が留学にいくまでの最後の定期演奏会です。9年弱立川管弦楽団に在籍し、「英雄」、 「運命」、第9、「悲愴」といった名曲の数々から、ブルックナーの5番、バーバーのヴァイオリン協奏曲といったマニアックなものまで幅広く勉強させていた だきました。オケの中で演奏するのは本当に指揮の勉強に役立ちます。

私が申し上げるのは甚だ生意気なことで申し訳ないのですが、古谷先生は 本当にきっちりと勉強され、ニュアンスもしっかり表現され、指摘も明るい声で、決して怒ることはなく、明確かつ的確、オペラでも、今回のような声楽曲でも 歌詞まできっちり勉強されています。東大ご出身でいらっしゃるから、「きっちり勉強する」という指揮者にとってもっとも厳しい部分をしっかりとお持ちなの だなと思います。いつも脱帽で感動すらたびたびしてしまいます。直接棒のご指導を頂いたことはないのですが、私の影の師匠です。少しでも古谷先生に近づけ るように頑張りたいと思います。(古谷先生、生意気を言ってごめんなさい)